この仕事にはどんな能力が必要?

職業に必要な能力【職能】について詳しくみていこう

仕事を進める上でも極めて重要な職能

仕事をしていくためには、職能を発揮することが重要である。具体的にいえば、専門性と自律性の両方に長けていることが極めて大切なポイントといえる。専門性とは、その仕事をこなしていく上での知識や経験、スキルなどのことだ。欲をいえば組織内でもずば抜けた適応力を持っていることが望まれる。例えば営業職であれば、人にサービスや商品を勧めることに長けていることである。極端にいえば、初めて会うような人とも直ぐに打ち解けることができ、そしてコミュニケーション能力にも優れているのだ。いわゆるトップセールスマンと呼ばれるような人には共通している点があるともいわれている。

モノづくりの現場でも、専門性に秀でている人は重宝される。同じ作業をするにも人一倍速いスピードで仕上げることができれば、生産性や効率性が向上する。当然ながら、組織内では一目置かれる立場になるだろう。一方、自律性も仕事をこなしていく上では必要不可欠である。自律性はわかりやすくいえば、自分をコントロールできる能力であり、職能を発揮するためにも重要な要素であることは間違いない。いくら専門性に優れていても、協調性や周囲への気配りができなければ、組織内での評価はある程度のものしか期待できない。仕事を面白くしていくために、専門性と自律性の両方に磨きをかけていくことが求められるが、決して容易ではないことも現実。事務系や技術系などの職能分野を問わず共通していえることなので、是非とも意識したいことだ。職種によって必要な職能は違う場合があるので、自分の仕事にはどんな職能が必要なのか詳細を知っておくべきだろう。